2022年12月4日、しまなみ海道をサイクリングしました。
今回はその旅について紹介します。
まず、しまなみ海道のスタート地点である、尾道に辿り着くまでですが、福山で前泊しました。
ちょうど、全国旅行支援の期間中であり、ワクチン3回接種または、陰性証明の提示で割引が適用できたので、さっそく利用しました。
私は、ワクチンを2回しか打っていないので、前日に抗原検査を受ける手間がかかりましたが、新幹線往復込み2泊3日の旅行37600円分が、22560円に割り引かれました。
さらに、クーポン券4000円(土曜日分の1000円+日曜日分の3000円)をゲットしました。
こうして、初日は、新幹線で東京から福山に行き、「尾道ラーメン一丁」で、本場の尾道ラーメンを食べたり、福山城を観光したりしました。
尾道ラーメン一丁 ラーメン:730円
あっさりした醤油ベースのスープにこってりとした背油が合わさり、バランスが取れていておいしかった。
入館料500円にして、中で上映される映像のクオリティが高く見ごたえがあった。
2階では戦国時代の水野勝成に焦点を当てた展示や映像、3階では幕末の阿部正弘に焦点を当てた展示や映像が興味深かった。
前日の話はこれくらいにして、本題のしまなみサイクリングについて入ろうと思います。
電車で尾道に到着。駅を降りてすぐにある、しまなみレンタサイクルで自転車を借ります。
しまなみレンタサイクルは、尾道から今治間で、10か所(各島1か所ある)の返却可能なターミナルがあり乗り捨て自由です。
ただ乗り捨てをすると保証料は帰ってきません。
私の場合は、尾道でクロスバイクを借り、今治で返却したので、レンタル料2000円+保証料1100円の3100円かかりました。
E-bikeや電動アシスト自転車なども借りられるみたいですが、ロードバイクを借りたい場合は、ジャイアントストアで借りましょう。
尾道駅前にある、しまなみサイクリングロードのスタート地点
出発して数百メートル進むと船着き場に到着します。向島までは船で行くのが正式なルートです。
5分弱船に乗り、降りたら、白線横のブルーの線を辿り、今治を目指します。
因島についてすぐに、しまなみ海道で1,2を争うくらい有名な、「はっさく屋」があります。
ブルーライン上を少し外れますが、案内看板もあり、わかりやすい位置にあります。
人気の、はっさく大福:200円を食べました。
はっさくの強い酸味と、大福のほのかな甘みが美味しく、大人な味わいでした。
続いて、ブルーライン上にある、因島フラワーセンターに立ち寄りました。
施設は古いですが、無料で花を見ることができます。
因島は約9.1km。次の生口島への接続口である生口橋は、尾道から約21km地点にあります。
生口島をしばらく進むと、こちらもしまなみの超有名店「ドルチェ」に到着しました。
お昼の時間でしたが、有名なジェラートを注文します。
シングルコーン(瀬戸田のネーブル味):400円を注文しました。
酸っぱくて爽やかな味わいでした。
続いて、耕三寺前の商店街に立ち寄りました。
街の揚げ物屋さん「岡哲商店」で、コロッケ:100円を買って食べました。
生口島は約11.8kmほど。次の大三島への接続口である、多々羅大橋は尾道から35.8km地点にあります。
多々良大橋を渡ってすぐにあるのが、道の駅多々羅しまなみ公園です。多々羅大橋を眺めるスポットがあります。
道の駅内に、サイクリスト記念碑があり、そちらで写真を撮ってきました。
また、道の駅では、レストランや売店などの食事場所も充実しており、売店で鯛カツバーガー:550円を注文しました。
鯛のカツは初めて食べましたが、フィレオフィッシュのようで美味しかったです。
中の葉っぱは、シソでした。これもこれで美味しいのですが、レタスの方がバーガーとしては個人的に良かったのではと思います。
大三島は、5.2kmほど。次の伯方島への接続口である、大三島橋は尾道から45km地点にあります。
伯方島をしばらく進むと、道の駅伯方S・Cパークに到着します。
道の駅でも、伯方の塩ソフトが名産品として、売られており、早速いただきました。
伯方の塩ソフト小:250円。
ただしょっぱい訳ではなく、塩味のおかげで、甘さが引き立つ味わいです。
また、道の駅に鯛のモニュメントがあったので、写真を撮ってきました。
伯方島は、3.3kmほど。次の大島への接続口である、伯方橋・大島大橋は尾道から49.3km地点にあります。
尾道方面から最後になる大島は、11.5kmほどで割と距離があります。
また、ブルーラインが島の中央部を通っており、宮窪峠という峠を越える必要があり、約80mのアップがあります。
この島一番の観光スポットは、亀老山展望公園です。ブルーラインから外れてかなり登る必要があるとのことだったので、チャレンジはしませんでした。しまなみを見下ろす絶景や、建築家の隈研吾氏により作られた展望台のデザイン性など、時間と体力がある方は寄り道するのをおススメします。
今治方面へ接続している、来島海峡大橋の手前に、道の駅よしうみいきいき館があります。道の駅では、海鮮バーベキューができます。
道の駅から見た、来島海峡大橋の写真です。
来島海峡大橋は、しまなみ海道最長の橋で、約6.4kmあり、途中で馬島を経由します。
今治側のスタート地点である、サンライズ糸山は、四国に到着後すぐに寄り道をしないとたどり着けません。
私自身は、橋を降りたまま勢いよく下っていき、立ち寄り逃しました。
SIMANAMIのモニュメントが有名です。
四国に着いてから、6km程進むと、ゴールの今治駅に到着です。
最後の6kmが市街地でもあり、既にゴールした気でもいるので、地味に長く感じます
自転車は駅前のサイクルポートで乗り捨てをして、バスで福山へ帰ります。
福山までは1時間に1,2本ほど直通バス(しまなみライナー:2800円)が出ているので、これに乗れば、約1時間半で福山に帰れます。
以上が今回のしまなみサイクリングの旅になります。
新幹線や夜行バスを駆使して上手くやれば、東京からでも日帰りの旅は可能です。
ですが、余裕をもって少なくとも1泊2日はあった方が、心の余裕もできて楽しい旅になるかと思います。