お久しぶりです。
2022年8月31日(水)~9月3日(土)までの1週間、北海道知床半島を自転車で旅してきました。
北海道サイクリングは、今回で2回目になります。
そのときの旅路を紹介したいと思います。
1日目(8/31) (自宅→網走)
初日は、女満別空港に到着し、網走を観光して斜里のキャンプ場に泊まる、という予定でした。
が、無人機での搭乗券の入手に手間取い、人がいるカウンターで入手をしようとしました。
が、列待ちで保安検査上通過の時間を過ぎてしまい、ギリギリアウトで時間通りの便に搭乗できず、一本後の便で行くことになりました。
結果、女満別に13:00に到着する予定が、18:40到着予定に。
そこからは宿のキャンセルと、宿の再予約。なかなか宿が決まらず、2時間くらい奮闘していましたが、値段と明日朝の起床時間を妥協し、網走の東横インに決定。
その後は、時間がかなりあったので、不要となったキャンプ用具を自宅に発送し、空港のマックへ。
2時間以上早く手荷物検査場を通過し、空港で充電をしながらゆっくりと映画鑑賞をしていました。
空港到着後、すぐにバスに乗車し、網走の東横インへ直行。外は雨でした。
雨だからどうせ観光は出来ないだろうと、時刻通りにならなかったことに特段の心残りはありませんでした。
宿に着いて、網走駅を写真に収め、夕食探しに。
あいにくGoogleMap上では営業中のはずの店も閉まってるおり、スーパーでセール品を買って夕食にしました。
2日目(9/1) (網走→)斜里→羅臼
この日は6:25に起床し、即チェックアウトして、駅へ。
ギリギリ6:41発斜里方面の列車に間に合いました。
これを逃すと次は10時台なので、北海道は遅刻が命取り。
7:28に知床斜里駅へ到着。セイコーマートのおにぎりを平らげ、8時に斜里レンタサイクルで自転車を借りて出発。
先ずはウトロを目指します。
途中にある名所、天に続く道に到着。どこまでも続くような道が広がる景色が良い場所ではあるが、アップダウンが激しく、自転車にとってはしんどい場所。
オホーツク海を眺めながら、自転車を進め、オシンコシンの滝へ。
中学の頃に見た印象よりも、思ったより小規模に感じました。
小さいトンネルを抜け、道の駅うとろシリエトクに到着。
知床世界遺産センターを見てから、道の駅で海鮮丼を食べました。
注文した三食丼のお値段は、1950円。
お高いですが、新鮮ないくら、ホタテ、サーモンがあることを考えれば妥当でしょうか。というよりも相場よりも少し安いくらいかと思います。
美味しすぎてペロッと食べてしまいました。
ご飯を食べたら、軽くウトロを観光しながら、知床峠を目指します。
知床遊覧船とゴジラ岩です。
100mくらい上ると、知床自然センターがあり、そこで軽く休憩。
外は日が出て暑いので、気を取り直し、さらに600mくらい上ります。
山々に囲まれたくねくねと続く一本道の真ん中を、我が物顔で上り続け、1時間くらい?かかってようやく、絶景 知床峠に辿り着きました。
知床峠は、途中どんなにしんどくても、行って良かったと思える場所なのでぜひおすすめします。むしろ上りのつらさのご褒美のような絶景が広がっています。
山にかかる霧が幻想的できれいです。山頂では調子に乗っていましたが、下るときには視界が悪くて恐怖を感じました。
視界不良の霧の中をかなりスピードを抑えながら下っていき、知床羅臼ビジターセンターに到着しました。
中は動物の剥製が飾られていて、思ったより広いところでした。
最後に道の駅・らうすを訪れ、宿に行ってこの日は終了。
国後島は天候が良くないため、うまく見えませんでした。
この日の宿は、民宿いっぷくどうぞで、素泊まり4500円です。
夕食はセイコーマートです。
3日目(9/1) 羅臼→摩周
朝7時に起床し、霧の中、薫別方面まで進みます。
1時間ほど自転車をこいで、国道335号の分岐点に到着。この頃にはすっかり晴れていました。
国道1145号、薫別川北線。空が青くてとてもきれいです。
国道244号の分岐地点です。
国道975号を通過中、体力が尽きて、少し進んでは立ち止まるという状態に陥ってしまいました。筋肉痛で力が入らない経験はありますが、正直私の自転車人生で初めてなので、動揺しつつも道路に座り込んでいました。
ハンガーノックなのか熱中症なのかわかりませんが、朝ごはんの一本満足バー2本とウーロン茶だけを頼りに、4時間、50km以上補給も休憩もなかったのが、原因なのかなと思います。
そんなこんなで、かなりペースを落としつつも、12時頃には開陽台展望台にやっとの思いで到着しました。
昼ごはんは、開陽台カレー580円。サービスで、ボトルいっぱいの水と、くまごろんのドーナツをもらいました。本当に感謝です。
食事のすぐ後には、デザートでジェラートを注文。熱中症対策も兼ねて、知床の塩味にしました。380円です。
ご飯を食べたら、今までの元気のなさが嘘のように回復しました。元気いっぱいの状態で、展望台からの絶景を眺めました。
元気いっぱいの状態で、午後は摩周を目指します。下りが多く、距離はそこそこありますが、下りが多く負担は少なかったです。
予定を変更し、道の駅には寄らずに、先に宿に寄って荷物を置くことに。
個室素泊まりで4300円でした。管理人さんが親切な方で、今夜やるらしいキャンプファイヤーに誘ってくれましたが、明日もあるので、断りました。
宿に荷物を置いて、道の駅摩周温泉を目指します。数分坂を下るだけで到着しました。
足湯があります。
また、天然水が取れるのでボトルいっぱいに頂きました。
道の駅すぐ近くにある、なんだろう橋。鳥のさえずりのBGMが常時再生されています。
橋を抜けると、水郷公園。工事中で中には立ち入りは出来ませんが、遠めでも趣があってよきでした。
摩周駅もついでに寄りました。
夕食は、弟子屈ラーメン総本店の、弟子屈醤油ラーメン830円です。
4日目(9/3) 摩周→川湯温泉(→帰宅)
昨日の反省を生かして朝はしっかり食べます。
宿の外にすごい人懐っこい猫がいました。
猫のうち一匹がすり寄ってきて、自転車のスタンドで遊んでいました。
7時半ころには摩周湖に向けて出発しました。一本道をひたすら上っていきます。
山々を見降ろしながら登り続けます。展望台まではあと少しです。
摩周湖第一展望台に到着しました。
テラスの中にあるレストランからの眺めが最高です。
展望台からの景色です。霧の摩周と言われますが、この日は晴れて見晴らしが良くて良かったです。摩周ブルーを堪能できました。
お次は少し進んで、摩周湖第三展望台を目指します。
到着しました。
相変わらずの絶景です。
尾根線上の展望デッキがまた万里の長城のようで素晴らしいです。ただ頭虫のような虫の大群がいるので、虫よけがあるといいかも。
下ります。
硫黄が発生している間近まで行けるらしいのですが、時間がなかったので、近づかずに帰りました。
9:50頃に川湯温泉駅へ到着。10:28の電車に乗れないと飛行機に間に合わなくなるため、少し早めに着いて輪行します。
カゴはそのままで、スタンドだけ外します。
時間内に輪行準備完了。フロントフォークは飛び出していますが、電車に入れてもらえました。
知床斜里駅に到着。駅の横のスペースで自転車を組み立て、自転車を返却します。
道の駅しゃりに2日ぶりに立ち寄りました。
昼食はくまうしの豚丼930円。空港行きのバスに乗り遅れないようにと弁当にしましたが、余裕があったので、テイクアウトの弁当を店内で食べました。
斜里バスターミナルから、空港行きのバスに乗って、女満別空港へ。
チェックインして、お土産コーナーでソフトクリーム300円を食べました。
飛行機に乗って、成田空港へ。そして自宅へ帰ります。
ここまで読んてくれてありがとうございます。
今回の旅は非常に良い旅でした。日焼け止めを忘れたのは痛かったですが、雨予報から晴れてくれてのは助かりました。
知床峠と摩周湖までのサイクリングは最高でした。やはり海よりも山の方が、疲れる分、ロケーションは良くて、車通りが少なく、海風はなく、下りの爽快感を味わえるので、山のサイクリングをまたやろうと思います。